■ 2008.11.23 Sun

メン

またまた長期に渡りブログの更新を滞らせてしまった。

面の話。「つら」じゃなくて「めん」の話。
家具の加工の際、部材の角をどうするかは、非常に重要な問題。
テーブルでも椅子でも部材の端は丸くなっていると思うけど、それが面。面の加減
一つで、家具の印象がガラリと変わってしまう。

「森の精」では、小さい子供さん向けの家具を多く作っていることから、その安全面に
配慮し、大きな面を取るようにしている。部材の厚みから構造的に強度を保てる範囲
内でほぼ最大限の面を取っている。具体的に言うとほとんどの個所で、9Rか12R
の面を取っている。Rというのは、半径=radiusの頭文字。

で、この大きな面を取ると言うのは結構大変。先ず、大きな刃物を使わなければならず、
刃物の切れ・押さえの冶具を整えても、どうしても危険度が上がる。更に、研磨の範囲、
難易度が上がり、均一でキレイに仕上げるのは困難になる。

でも、商品の品質やその煩雑さを離れて、個人的な趣向だけで物を言うと、大きな面と
言うのが好きだ。私に家具作りを初めて教えてくれた人が、「どんな面を取れるかが
素人とプロの差」と仰っていた。以来、面の取り方には自分なりに拘ってきたつもり
だったけど、今はこれでもかと言うほどスッキリたっぷり面が取れるので満足だ。

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